なすねこの記録帳

不定期で適当にやります

日本のジェンダーギャップについて思ったことをだらだらと

さっきTwitterで見つけた「日本の男女平等指数は世界116位」みたいな記事を読んだ。

まぁそうだよなと思った。

記事の中で特にクローズアップされていたのは「政治への関与」という項目で、世界で139位だったらしい。

私の考えとしては、女性にしか出せない、思いつかない意見もあるし、女性の議員が増えるのはいいと思う。でも、女性用の席が用意されるのは違うと思う。今まで通り、優秀で票が集まる人が選ばれて政治をするべきだと思う。女性用の席を用意するなんて形だけの男女平等は、一時的に世論や件の男女平等指数を騙すことができても、国を変えることはできないと私は思う。

じゃあ何を変えればいいのか。一言でいうと、「環境」だと思う。

昔からの習慣や文化、考えを変えるのは非常に難しい。私自身、20代の男でまだまだ知らないことばかり。でも、日傘はなんとなく差しにくいし、小型の扇風機を持つのも少しためらうし、スヌードもなんとなく巻きにくい。これは、自分の中でなんとなく「女性しか使ってないしなぁ・・・」という気持ちがあるんだと思う。ここ5年くらいで、男性でスカートはいている人をたまに見るようになったし、デパコス売り場に男性の販売員が立っていることも多くなった気がするし、ユニセックスの服が多くなったような気もする。私はたまたまそういう趣向がないからかもしれないけど、どうしても「女性がやること」みたいな考えをしてしまう。

しかし、このような環境の変化で私の中にも変化があった。メイクしている男性を見ても「あーメイクしてるんだー」くらいにしか思わなくなったし、アンケート用紙の性別解答欄に「回答しない」という選択肢がないと、遅れてるなぁと思うようになった。

環境を変えると、人間は段々慣れるということをここ5年くらいで体感した。

政治の世界がどんな感じなのか私にはわからないけど、女性政治家が公正、公平な評価を受けられていないんだとしたら、それは変えなきゃいけないと思う。先述した通り、私の考えは、「女性の席を用意して形だけ平等にするのではなく、優秀な政治家を選んで結果的に半分くらいになるといいよね」というものだから、優秀な女性政治家が正当な評価を受けられる環境づくりがされていて、その結果が男性のほうが多いままなら別に問題ではないと思う。適材適所ってあるしね。

お店の受付が女性のほうがちょっと話しかけやすいとか、電話対応は女性のほうが聞き取りやすいとか、女性のほうが有利なところはあると思うから、男女平等な環境さえあれば、指数なんてものはそこまで気にしなくてもいいんじゃないかなぁ。事実、今回読んだ記事では、教育の分野でのジェンダーギャップ指数は世界1位。先生も女性のほうが柔らかい感じがして得意な子供も多いのではと思う。

難しいトピックだけど、私の考えはこんな感じ。